超アバウトなMR-Sエンジン不調診断

ガタガタする、加速しないみたいな不調の迷宮入りが多いので書いてみる
自分でやりたいなら自己責任で頑張ってください


部品変えまくったから直るだろうはちょっと雑過ぎ
ここが悪ければこうなるよねってとこ考えないと無駄金ばっかり掛かります
パワーバランステストは家で出来る
OBDカプラ短絡やELM327使えばダイアグチェックも家で出来る
※ただし短絡箇所間違えたら壊れるぜー?あとELM327はV1.5って奴選びましょう


壊れる前に先にやっとくべき箇所
・前期型のサブ触媒

予防整備で変える選択肢も有りそうな箇所
・Cマーク無しの古いエアフロ
・古いインジェクター、割れてるインジェクター
・摩耗してるプラグその他消耗品


1気筒止まってる系なら
①まずは何番のシリンダーが死んでるか特定
②何故死んでるのか特定
の流れです

以下、ありがちな部品別に
・インジェクター
熱害でガワ割れる→中が断線する の壊れ方が多い
断線したら全く噴射しない=そのシリンダーが全く燃焼しない
作動音がしない(棒に耳当てて4つ聴き比べましょう)
割れてる場合、ちゃんと動いてたとしてもどうせすぐ止まるんで即交換で良いでしょう

・IGコイル、プラグ
多少切れても、そこを飛び越えて火花が飛べば点火は可能
アイドリング→火花を飛ばしやすい 高負荷、スロットル急開→火花を飛ばしにくい
コイルは冷えてる時の方が仕事しやすいです
この条件で症状が出るなら点火系の確率は高いかも?
コイルを疑う時は頭にマジックで番号を書きましょう
入れ替えれば犯人が特定出来る
すぐ外せるから他から借りてくるもよし
プラグの摩耗やカーボン堆積はそりゃもうどっちみち交換しましょう

・エアフロ
主にリーン異常やリッチ異常のダイアグ
負荷の検出がずれるので燃調マップそのものがズレる
対策品はCマーク入り、古いやつはちょっと弱いかも

・O2センサー
主にO2センサーのダイアグ、リッチリーンのダイアグ
チェックランプ付いても走れるわけで、要は別に無くてもエンジンは動きます
無いなら無いで当てずっぽうで濃い目に噴いてくれます(フェイルセーフと言う)
O2センサーが原因で不調だと疑う場合、カプラー抜いて走ってみるのも手
あとオイル食ってると壊れまくるので注意。

・サブ触媒
前期、崩れて下流のメイン触媒に詰まる
排気がクソ絞られてる状況だから上が回らない
面倒だからマジでさっさと抜いときましょう
補足するとこいつは始動直後の排ガス軽減用だと思われます
メイン触媒は遠いので温度が上がって活性化するまで時間が掛かります

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